今回は秩父BMX協会主催事業として開催された、秩父市民BMX初心者教室の講師として、募集段階から協力させて頂きました。今回の教室では更なる参加者数増加を目標に、市報ちちぶに掲載する際は「秩父サイクリングだより」の枠内で募集をかけ、より人目につきやすい形態で告知させて頂きました。また、参加者には再訪しやすい時期に開催するために夏休み前半に計画しました。
参加者が安全にコースを走行するためには、BMXの操縦方法を覚えてからコースインする必要があります。まずはコースインする前にBMXに慣れていくために、スタンディング(立ち漕ぎ)、ブレーキ操作、コーナリング操作の指導を舗装路で実施していきました。全員がコースインできるレベルを確認したところで、BMXコースに移動していきます。
初心者の場合、BMXコース中盤〜ゴールまでの後半部分のみを走行します。慣れるまではハンドル操作によって転倒を誘発することが多いため、斜行に気をつけることを伝えました。慣れた頃にはBMXの楽しみのひとつである、複数名でスタートしての走行を楽しめる程まで成長しました。転倒はあったものの、無事に教室を終えることができました。最後に、BMXの魅力や、普段からレンタルで走行ができることを伝え、夏休み期間中に是非利用して頂きたいとアピールしました。
今回の教室は秩父BMX協会の事業の一環として開催されましたが、普段の協会の主な活動内容としては、秩父滝沢サイクルパークでのBMX大会の運営や、全日本BMX連盟加盟にあたっての業務が挙げられます。秩父市民を対象としたBMXの初心者教室を開催したことで、地域に向けたBMX普及活動として実施することができました。
本教室の目的のひとつとして、秩父市のBMX環境の素晴らしさを伝えることがあります。そのため、8mスタートヒルや走行できないエリアを見学して頂き、地元として誇れる施設であると認識して頂ければ幸いです。
走行画像提供: Masato Sumi 様
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