更新が遅くなってしまいましたが、第11回秩父市長杯兼2019JBMXF J2シリーズ第2戦のリザルト記事を更新致します。
レース当日の天候は生憎の雨。時折強く降る中でも、130名の選手による熱いレースが繰り広げられました。
最高峰チャンピオンシップカテゴリ、エリートメンクラスはコンディションを考慮しプロセクションの走行規制がかかりました。
11名の選手が出走した予選から勝ち上がった8名の選手のよる決勝レースでは、Team HAROのジャージを纏う3名の選手が好スタートを切り、ハイスピードレースになることを観客に予想させました。
第1バームをトップで回って来た山口大地選手の直後には、同チームの吉井康平選手が2番手で追う展開となりましたが、山口選手のスピードは落ちることなくトップでフィニッシュしました。
3番手には深川匠選手が第1バームで前に出てから、後続の選手からのプレッシャーに耐え3位でフィニッシュとなりました。
表彰式には秩父市のイメージキャラクター「ポテくまくん」に来て頂きました。
秩父市長杯の特徴として、ランニングバイククラスがあることが特色です。
普段ランニングバイクでは走行できない、滝沢サイクルパークのBMXコースを走れるのは1年にこの機会のみとあって、オフロード好きな選手が集まり、タフなコンディションの中で頑張っておりました。
オフロード走行の楽しみを感じて頂けましたら、ぜひBMXの体験もされてみては如何でしょうか?
BMXレースは5歳からのエントリーが可能です。
今回のボーイズ6歳以下クラス、この悪天候の中でしたので転倒こそ多かったものの、5mのスタートヒルから元気よく駆け下りておりました。
ちなみに、BMXレースはしっかりとプロテクターを装備すれば、怪我のリスクは一気に減少させられます。また、レース勘が出来てくれば、レース中のクラッシュ回避もできるようになります。これから沢山のレースに出て、楽しんで頂けたらと思います。
今回の大会ではガールズ"クルーザー"クラスが成立しました。
クルーザーとは通常のBMX(20インチ)よりも大径で安定感のある24インチホイールで構成されたBMXレーサーで、本場アメリカでは老若男女のホビーレーサーにも楽しまれています。
クイックな20インチでは怖いというライダーにはおすすめのクラスです。
最後に、悪天候の中ボランティアでコース整備をお手伝いして下さいました選手および保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
今期は8mスタートヒル建設工事が秋口から始まる関係上、当レースを公式戦最後のレースとさせて頂きます。
オリンピックが来年に控えたBMXレース、秩父BMX協会でも来年に向け"色々な"準備を進めて参ります。
画像提供 菊山 英志 様
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